しゃぶしゃぶ

しゃぶしゃぶとは何か?

しゃぶしゃぶは、肉などの具材を煮立った汁にくぐらせて加熱し、タレをつけて食べる日本料理です。

一般的な鍋料理は、具材をしばらく煮込みますが、しゃぶしゃぶは、薄く切った肉を箸で掴んで沸騰したお湯に数秒さらし、肉が固くならない程度に加熱します。

「しゃぶしゃぶ」というのは日本の擬音語の一種で、鍋の中で肉を振るときに立つ水の音を表しているようです。

牛肉や豚肉などの肉類や、鰤や鯛や河豚といった魚介類が代表的な具材です。

しゃぶしゃぶの美味しい食べ方

箸で具材を持ち、掴んだまま鍋のお湯に浸します。

火を通してからは、ポン酢や胡麻ダレなどのタレで味をつけて食べましょう。

鍋で煮込むと加熱し過ぎになってしまう繊細な素材に薄く火を通して、本来の味を壊さずに楽しみます。

具材にどれくらい火を通すかは、個人の好みで決まります。

基本的に、お店で出されるしゃぶしゃぶは生で食べても大丈夫なくらい衛生基準を満たしたものが提供されるので、沸騰したお湯に数秒つければ大丈夫です。しかし、豚肉や鶏肉の場合は、火が通って肉が白くなるまで加熱したほうが安全です。

具材を掴む際に、箸は生の状態と接するので、加熱する際は、掴んだ箸ごとお湯に浸すのが一般的です。もし抵抗がある場合は、自分の口に運ぶ用の箸とは別に、火を通す用の箸を使いましょう。

しゃぶしゃぶの魅力

熱を通すので、生食が苦手で「寿司」や「刺し身」などを食べられない人にも人気です。

肉のイメージが強いですが、鰤を使った「ブリシャブ」など、魚介のしゃぶしゃぶも絶品です。

生でも食べられる新鮮な魚に、サッと火を通すことで、また違った食感が生まれます。

しゃぶしゃぶの歴史

しゃぶしゃぶの起源とされる料理はいくつかあります。その代表的なものは、北京の火鍋料理にあったとされる、羊肉を湯に浸す料理です。京都の料理屋「十二段家」の西垣光温が、様々な試行錯誤の後、その料理の羊肉を牛肉に替え、日本人の口に合う胡麻ダレを開発し、1947年に「牛肉の水炊き」として売り出しました。これが今のしゃぶしゃぶの原型となり、日本全国に広がっていったとされています。