うどん

「うどん」とは何か?

うどんは、小麦粉と塩と水とで作る、日本の麺料理です。

日本には小麦粉を使った麺類は他にも多くありますが、食べごたえのある太くもっちりとした麺が「うどん」と一般的には呼ばれます。

うどんの麺は、小麦粉に一定量の塩を混ぜ込んで作りますが、味をつけるためではありません。混ぜ込んだ塩分の約9割は茹でる間に失われます。食塩を使うことによって、生地の弾力性が増し、力強い食べごたえになるのです。

うどんのつゆは、出汁に醤油やみりんなどを組み合わせて作ります。

うどんの種類

うどんは、温かいつゆでも冷たいつゆでも食べられ、蕎麦と同じように「ざるうどん」「かけうどん」「冷やしうどん」などの種類があります。

天ぷらを上に乗せたりなど、トッピングの種類も蕎麦と似ています。うどんと蕎麦は、つゆの作り方が似ている麺料理なので、共通点が多いのです。

ただし、麺の食感が違うので、蕎麦には合わないけれどうどんには合うものも存在します。その代表的なものは「カレーうどん」です。カレーのこってりとした味わいは、うどんのコシの強い麺ととても相性が良いです。「カレー蕎麦」を作る人は少ないですが、「カレーうどん」はとても人気のある定番のうどん料理です。

「うどん」の美味しい食べ方、マナー

つゆに浸かり味のついた麺を箸で食べます。

うどんは、麺を途中で噛み切って食べるよりも、なるべく啜って口の中に入れてしまってから食べたほうが美味しく感じると言われています。

この「啜る」という行為は、「音を立てて食事をするのがマナー違反」とされる食文化の国からはよく思われないこともありますが、日本ではごく常識的な食べ方です。

「うどん」の歴史

うどんの発祥は様々な説が唱えられています。

小麦粉を使った料理が中国から伝わり(あるいは中国に修行に行った日本人が持ち帰り)、つゆを使って食べる日本の「うどん」に変化していったとする説が多いです。

現在の「うどん」の食べ方は、江戸時代前期には全国的に普及していました。

「うどん」と並ぶ日本の麺類である「蕎麦」よりも早い段階で、「うどん」は全国に広まっていました。「蕎麦」はうどんの影響を受けて、麺にして食べられるようになったのです。

現在も「うどん」は、日本を代表する麺料理の一つとして、日本全国で食べられています。